舌を抜かれる女たち

メアリー・ビアード 著 宮﨑真紀 訳
四六判上製 136頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7164-7 C0036 〔2020年1月〕
古代ギリシア・ローマ以来の文芸・美術をひも解くと、見えてくるのは現代社会と地続きにあるミソジニーのルーツ。軽やかなウィットをたずさえて、西洋古典と現代を縦横無尽に行き来しながら、女性の声を奪い続けている伝統の輪郭をあぶり出す。英ガーディアン紙が選ぶ<21世紀の100冊>に選定。